だれも知らない小さな国

本の題名は、だれも知らない小さな国ですが、今ではだれもが知っている国となりました。この小さな国と登場するコロボックルに魅せられた方はきっと多いことと思います。ファンタジー小説ですが、どこかにこの国があるのかも知れない、きっとあるだろうという現実感に、いつの間にかぐいぐいと引き込まれてしまいます。子供だけでなく、大人も楽しめる日本が誇れるファンタジー小説の一つですよ。作者は佐藤さとるさん、挿絵は村上勉になります。